国鉄清算事業団の債務残高が前年度末から2094億円減の17兆7690億円 2015年度末

鉄道 行政
JR(イメージ)
JR(イメージ) 全 3 枚 拡大写真

国土交通省は、日本国有鉄道清算事業団の債務処理に関する法律に定める施策実施状況に関する2015年度報告を発表した。

それによると国(一般会計)に承継された日本国有鉄道清算事業団の債務の残高は、1998度末は24兆0098億円だったが、2015年度末時点で17兆7690億円とった。前年度末と比べて2094億円減った。

また、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が行う特例業務の状況によると、2015年度において、資産の売却収入は土地売却収入が180億円で、年金等負担金等の支払が1181億円だった。

このほか、同法に基づき、北海道旅客鉄道(JR北海道)、四国旅客鉄道(JR四国)、九州旅客鉄道(JR九州)、日本貨物鉄道(JR貨物)に対する支援を実施した。

これらの結果は、「日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律」第31条に基づき、2015年度に実施した国鉄長期債務の処理に関する施策の実施状況を国会に報告する。報告は同法に基づき毎年国会に報告されるもの。閣議決定しており、今後、国会に対し報告が行われる予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る