BMWは2月8日、BMWブランドのデザイン部門のトップ、カリム・ハビブ氏が同社を退社したことを公式発表した。
カリム・ハビブ氏に関しては、一部メディアが、「BMWを去った」と報道。今回、BMWはこの事実を認めたことになる。
カリム・ハビブ氏は、レバノン生まれのカナダ人で、1998年にBMWグループのデザインチームに加わった。2009年、メルセデスベンツに移籍。その後、2011年3月に再びBMWに戻り、2012年5月にBMWブランドのデザイン部門のトップに就任している。
カリム・ハビブ氏が、チーフデザイナーとして腕を奮ったモデルが、先代『7シリーズ』。また2007年の上海モーターショー07で披露された『コンセプトCS』も、カリム・ハビブ氏の作品。
BMWグループ全体のデザイン部門を統括するエイドリアン・ファン・ホーイドンク氏は、「カリム・ハビブ氏の決断を尊重する。新たなビジネスでの成功を祈っている」とコメントしている。