【春闘2017】日産は「平均賃金改定原資」として9000円の要求

自動車 ビジネス 企業動向
【春闘2017】日産は「平均賃金改定原資」として9000円の要求
【春闘2017】日産は「平均賃金改定原資」として9000円の要求 全 1 枚 拡大写真

自動車業界でも2月15日に2017年の春季団体交渉が始まった。独自の交渉形態をとっている日産自動車では同日、労組が組合員の「平均賃金改定原資」として昨年と同額の9000円の要求を提出した。

このうち賃金改善(ベースアップ)に相当する額として3000円が含まれており、これも昨年と同額で、自動車総連の賃金改善に関する統一要求基準に沿った水準となった。

一方で、年間一時金については賃金改定後の基準内賃金の6.0か月分の要求となり、昨年を0.1か月分上回っている。昨年は5.9か月分(225万5100円)の満額回答で、リーマン・ショック後の2009年以降では最高だった。今年の要求ベースではそれを上回る水準となっている。

自動車メーカー各社など自動車産業の主要企業では同日中に要求が出そろい、集中回答日の3月15日に向けて労使交渉が活発化する。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【プジョー 3008 新型試乗】いかにもプジョーな乗り味、室内は心地よい「異次元空間」…島崎七生人
  2. 伝説のスラントノーズ復活か? ボルシェ 911 が「フラッハバウ」導入へ
  3. 「ミニプリウスになったな」トヨタ『アクア』改良モデルの「ハンマーヘッド」採用にSNSも注目
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. 「そういう時代か…」中国で生きていたホンダの最高級ミニバン『エリシオン』が話題に、「これなら日本でも売れる」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る