マツダ デミオ と アクセラ の運転席リコール、米国の17万台に拡大

自動車 テクノロジー 安全
先代マツダ2(日本名:デミオ)
先代マツダ2(日本名:デミオ) 全 2 枚 拡大写真

マツダが2月9日、国土交通省に届け出た『デミオ』などのリコール(回収・無償修理)。このリコールが、米国に拡大した。

今回のリコールは、運転席の不具合が原因。座高を調整するリフタリンクの強度が不足しており、リフタリンクの抜け止め防止用プッシュナットの固定方法が不適切なため、リフタリンクに亀裂が入り、プッシュナットが外れる場合がある。

そのまま使用を続けると、座席から異音やガタが発生。最悪の場合、リフタリンクが破損、外れて座席が傾き、正しい運転姿勢が取れなくなるおそれがあるという内容。

2月15日、マツダの米国法人、北米マツダは、米国でもこの不具合によるリコールを行うと発表。米国では、『デミオ』の2011年モデル、『アクセラ』の2010‐2011年モデルの合計17万3859台が該当する。

北米マツダは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、点検を行い、対策品に交換するなどのリコール作業を行う。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る