世界新車販売、5.6%増の8424万台 2016年

自動車 ビジネス 海外マーケット
VWゴルフ
VWゴルフ 全 2 枚 拡大写真

自動車関連のグローバル調査会社大手、JATO Dynamicsは2月9日、2016年の世界新車販売(乗用車とLCV)の結果を公表した。総販売台数は8424万台。前年比は5.6%増だった。

市場別では、中国が2553万台で最多。前年比は14.2%増と、小型車に対する減税の効果で、2桁増を達成する。

中国に次いだのは、米国で1755万台。前年比は0.4%増と微増だった。緩やかな景気回復とガソリン安で、新車販売を伸ばしてきた米国だが、成長は2016年で頭打ちとの見方もある。

欧州(29か国)は1708万台で、前年比は7%増。以下、日本が前年比1.6%減の490万台、インドが8.4%増の332万台、ブラジルが19.8%減の199万台、カナダが3.1%増の196万台、韓国が0.8%減の179万台、メキシコが18.7%増の161万台、ロシアが2.8%減の135万台、オーストラリアが2%増の114万台で続いた。

JATO Dynamicsは、「2016年は中国、インド、欧州での需要が根強い」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 【スズキ バーグマンストリート125EX 試乗】125ccスクーター3兄弟で「最もラグジュアリー」である理由…伊丹孝弘
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. 闇を纏う革新!レイズ VOLK RACING『Black Shadow LTD.』シリーズの圧倒的魅力PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る