「ともに月を目指そう」月面探査チーム HAKUTO、クラウドファンディング開始

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月面探査ローバーへの名前刻印イメージ
月面探査ローバーへの名前刻印イメージ 全 7 枚 拡大写真

日本発の民間月面探査チーム「HAKUTO」は、ロケット打ち上げ資金の獲得と、より多くの人にプロジェクトの仲間となってもらうことを目的に、クラウドファンディングを2月21日より開始した。

HAKUTOは、世界初のロボット月面探査レース「Google Lunar XPRIZE(グーグル・ルナ・エックスプライズ)」に挑戦する日本唯一のチーム。ベンチャー、大学、そしてプロボノと、様々なバックグラウンドをもった人材が集まり、それぞれの特技を生かし合って月面探査ロボット(ローバー)を開発し、Google Lunar XPRIZEに挑戦するプロジェクト「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」で世界初の民間月面探査を目指している。

ミッションは、月面に純民間開発の無人探査機を着陸させ、着陸地点から500m以上走行し、指定された高解像度の動画や静止画データを地球に送信することだ。

HAKUTOプロジェクトの立ち上げスタッフは全員がボランティアで、自己資金を中心に2010年から活動を開始。2015年以降は、auをはじめ多くのパートナー企業からの支援を受け、今年、活動7年目にして、ようやく打ち上げまであと一歩のところまでたどり着いた。しかし、当初アメリカのチームと相乗りを予定していた計画を、12月28日に打ち上げを行うインドのチームとの相乗りに変更。月面探査ローバーを月に向けて打ち上げるための追加資金が必要となり、クラウドファンディングを行うこととなった。

クラウドファンディングは朝日新聞社が運営する「A-port」で実施。ファンディングのリターンとして、月面探査ローバーへの名前の刻印(5文字1万円、10文字2万円、15文字10万円)、HAKUTO新ユニフォーム(20万円)、月面探査ローバー実寸大モックアップ(1000万円)などを用意する。

目標金額は3000万円。5月1日まで支援を受け付けている。

《纐纈敏也@DAYS》

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