【スマート ブラバス 試乗】スマートと思えぬ高級感・大人の走り…島崎七生人

試乗記 輸入車
スマートブラバス フォーフォー Xclusive red limited
スマートブラバス フォーフォー Xclusive red limited 全 7 枚 拡大写真

『スマートブラバス』は、初代スマート(クーペ)の頃から設定のあるモデル。ブラバスの名のもと、エンジンやサスペンションなどが独自に設定されたスペシャルな位置づけのモデルだ。

【画像全7枚】

試乗車は『フォーフォー』に用意された「Xclusive red limited」。本来はトリディオンセーフティセルを色分けした独特の2トーンボディが、レッド一色となり、小さいながらも存在感を放つ。前後異サイズの17インチタイヤは安定感のあるフォルムを作り出す。

インテリアはインパネのアッパーフェイシアを始めレザーが奢られ、スマートとは思えない上質さ。後席はセパレート2座で、スペースはともかく雰囲気は上級スポーツセダンの後席のよう…でもある。

そして走りが気持ちよかった。想像外だったのは高速走行も含め、ドライバビリティが上々だということ。たとえば100km/hは6速で2500rpmほどだが、エンジン音と振動、排気音、さらにロードノイズまでとても低い。サイドミラーが発する風切り音が1番目立つほどといえば、その静かさがおわかりいただけようか? 専用サスペンションも決してハードではなく、しっとりと車体をストロークさせながらスタビリティを確保している。

前後してしまったが、エンジンの小気味よさはこのモデルの1番の魅力だ。リヤに搭載するのは897ccの3気筒ターボで、109ps/17.3kgf・mのスペック。これに組み合わせられるのがデュアルクラッチの6速だが、スッスッとショックもないままシフトチェンジをこなし、意のままの加・減速が楽しめる。もちろんパワー自体は十二分だが、アクセルをグイと踏み込んでみると息の長い加速が味わえ、このあたりの大人のセッティングに感心した。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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