【ジュネーブモーターショー2017】フェラーリ 812、実は F12 の改良新型…出展予定

自動車 ニューモデル モーターショー
フェラーリ812 スーパーファスト
フェラーリ812 スーパーファスト 全 5 枚 拡大写真

フェラーリが3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー2017でワールドプレミアする『812スーパーファスト』。その正体は2012年に発表された『F12ベルリネッタ』の大幅改良モデルで、フルモデルチェンジに匹敵する変化を遂げた。

フェラーリはここ数年、モデルライフの半ばで、大幅改良を行うのがトレンド。『458イタリア』は、登場からおよそ5年半で『488GTB』に進化しており、『FF』もデビュー5年を経て、『GTCルッソ』に発展した。F12ベルリネッタも、登場からおよそ5年が経過してのビッグチェンジとなる。

812スーパーファストの車体は、イタリアのフェラーリスタイリングセンターがデザイン。フロントエンジンV型12気筒フェラーリの個性を再定義する極めてスポーティーなラインとフォルムで、比類ないパフォーマンスが追求された。

全体のシルエットは、滑らかなファストバックスタイル。ハイテールの2ボックススタイルは、1969年の輝かしい名車『365GTB4』を連想させるもの。ボディ側面の彫刻的デザインは視覚的にショートテール化し、力感あふれるホイールアーチが、V12エンジンのアグレッシブなパワーをフォルムで表現する。

フロントは、新デザインのフルLEDヘッドライトを採用。隆起するフロントホイールアーチを含めて、ボンネットのエアインテークと一体デザインとし、フロントの力強さを演出した。

リアは、フェラーリ伝統の4灯丸型テールライトが水平方向に広がるフォルムを強調。スポイラーとキャビンを低く見せる視覚的効果によって、ワイド&ローの印象的なスタンスを与えている。

《森脇稔》

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