【鈴鹿ファン感謝デー2017】星野一義vs中嶋悟の永遠のライバル、1日目は中嶋が勝利

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
鈴鹿ファン感謝デー2017
鈴鹿ファン感謝デー2017 全 19 枚 拡大写真

鈴鹿サーキットで行われているモータースポーツファン感謝デー2017。今年も注目の「星野一義vs中嶋悟 永遠のライバル対決」が行われ、Race1は中嶋が勝利した。

今年で第8回目を迎え、ファン感謝デーでは恒例イベントに。今回は、かつて中嶋がF1で使用していたティレル『019』を2台用意し、同じレジェンドF1マシンでの対決が実現することになった。

中嶋は現役時代に使用していたティレルのレーシングスーツで登場。一方の星野は新調した白色のレーシングスーツでステージに上がり、この対決を1年間楽しみにしていた多くのファンから、この日一番の大声援が贈られていた。

今回の対決は、フォーメーションラップなしでシグナルスタートで、東コースを3周。2日間で2レース行い、両方とも勝利したドライバーに、恒例のチャンピオンベルトが贈呈されることになっている。

そのためにも、この1日目のレースを何としても制したい両者。しかし、いざスタートすると明暗が大きく分かれることになってしまった。

中嶋は好スタートを切ってペースを上げていくが、一方の星野はギアが入りにくい症状が発生し、ところどころで失速。最終的に、約半周の大差がついてしまい中嶋が先にチェッカーを受けた。苦しいレース展開になってしまった星野だが、最後まで諦めずに走行しフィニッシュ。スタンドからは健闘を称える拍手が沸き起こった。

チャンピオンベルト獲得に向け1勝目を挙げた中嶋だが、予想外の決着のつき方にあまり喜べなかった様子。星野は何としても今日の遅れを取り戻すべく、明日のレース2での挽回を誓っていた。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る