【ジュネーブモーターショー2017】衝撃のリヤデザイン…ポルシェチューニングの雄、ゲンバラの新作がすごい

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ゲンバラ アバランシェ(ジュネーブモーターショー2017)
ゲンバラ アバランシェ(ジュネーブモーターショー2017) 全 15 枚 拡大写真

ポルシェのチューニングブランドとして知られるゲンバラが、ジュネーブモーターショー2017で新型『アバランシェ』を世界初公開した。最新のポルシェ『911ターボ』をベースに、ゲンバラらしいド派手なエクステリアパーツを組み合わせ、最高出力は820馬力まで引き上げられた超ハイスペックマシンだ。

アバランシェは、ゲンバラの主力モデルとしてラインアップを続けており、今回の新型が3代目。「アバランシェの最高傑作」と謳う通り、最高出力は820馬力、最大トルクは950Nmと驚愕のスペックを誇る。ゲンバラは「あなたを地平線の彼方まで吹っ飛ばす」と説明する。

スペックやチューニングパーツの詳細は明かされていないが、何より衝撃なのはリヤのデザインだろう。特大のリヤスポイラーに、巨大なエアインテーク、そして戦闘機のアフターバーナーのようなマフラーエンド…ギラギラしたパープル塗装と相まって、「まさにゲンバラ」と唸らせる仕上がりとなっている。

ポルシェのチューニングブランドといえば、独ルーフ社が同じくジュネーブモーターショーで新型『CTR』を発表した。こちらは1987年の初代CTRの復刻と言えるモデルで、930型をモチーフとしたカーボンファイバー製モノコックボディを開発、最新の技術を駆使し最高出力710馬力を発揮するスーパースポーツに仕上げた。ポルシェチューニングの老舗2メーカーが、真逆ともいえるアプローチで仕上げているのが興味深い。

《宮崎壮人》

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