【ATTT2017】アマネク、モビリティの安心・安全を軸にした新たなコネクトサービス提案

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
アマネク・テレマティクスデザイン(ATTT 2017)
アマネク・テレマティクスデザイン(ATTT 2017) 全 8 枚 拡大写真

モビリティ向けデジタルラジオ局『Amanekチャンネル』を運営するアマネク・テレマティクスデザインは、3月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催中の「第8回国際自動車通信技術展(ATTT)」で、デジタルラジオ放送と通信を融合した新たな技術、サービスを提案している。

アマネクは同社提供のスマートフォンアプリ『Amanekチャンネルアプリ』と、デンソーが提供しているカーナビ向けアプリ『NaviCon』と連携し、Amanekチャンネルの番組内で紹介したスポットの位置データをカーナビへ転送し、目的地や経由地を自動で設定できるサービスを開始した。

アマネクのブースでは、この新サービスのデモストレーションに加え、車載チューナーや受信モジュールなどを実機展示している。

アマネクの中川将プランニング・ディレクターは「Amanekチャンネルは完全なデジタル放送なので音楽はもちろんのこと、合わせてデータを送ることができる。例えばテキストであったり、JPEGデータを細切れにして放送波に乗せて届けることも可能で、現在サービスを提供しているのは15分ごとの天気予報を始め、今流れている音楽やアーティストの情報、クーポン情報、観光情報など」と解説する。

このうち観光情報については「車載チューナーとWi-Fiでつながっているスマートフォンにデータとして一端蓄積した後、自動車から降りてからスマホ画面で確認することもできる。さらにNaviConアプリでスマホとカーナビゲーションをつなげば、観光情報をもとにナビ側に目的地を自動で設定できる」という。

アマネクのブースでは、デジタルラジオ放送とカーナビとの連動サービスのほか、デジタルサイネージ向け機種計画予測情報、気象アプリケーションインターフェイス(API)、業務車両向けソリューションなどの新サービスをデモ展示とともに紹介。自動車ディーラーを始め、カーシェアリング・レンタカー事業者、タクシー・運送業者などに向けて新サービスを提案していきたいとしている。

《小松哲也》

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