サウジアラビア、サルマン国王来日にあわせて専用機を運航---希少機種も[写真蔵]

航空 テクノロジー
羽田空港のVIP機専用スポットで出発準備が進む。タラップは国王専用のエスカレーター式。ロシアの輸送機をチャーターして持ち込んだ。
羽田空港のVIP機専用スポットで出発準備が進む。タラップは国王専用のエスカレーター式。ロシアの輸送機をチャーターして持ち込んだ。 全 20 枚 拡大写真

サウジアラビア王国はサルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール=サウード国王の来日にあわせ、専用機を運航した。サウディア航空が所有するVIP用の機体で、元々の生産数が少なく、とても希少な「ボーイング747SP」も含まれていた。

ボーイング747SPは、初期型(-100型)の機体を切り詰めて短縮化し、それによる重量削減によって航続距離を延ばしたモデル。東京~ニューヨーク間の無着陸飛行を目的として開発されたもので、開発当時は用途が特殊だったことから、総生産数は45機に留まる。1989年に後期型(-400型)が登場するまでは最長の航続距離を誇る機体だった。

今回のVIP機運用でも、国王が搭乗する本務機は-400型だったが、予備機としてSPも使用したことから、羽田空港にはこれを目当てとする多くの航空ファンが集った。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る