智頭急行の普通列車が「木質」化 4月デビュー

鉄道 企業動向
HOT3521のリニューアル後のイメージ。木材を多用した車内になる。
HOT3521のリニューアル後のイメージ。木材を多用した車内になる。 全 2 枚 拡大写真

智頭線を運営する第三セクターの智頭急行は3月17日、同社が保有するHOT3500形気動車1両の内装リニューアル工事が完了したと発表した。4月にデビューする。

智頭線は上郡(兵庫県上郡町)~智頭(鳥取県智頭町)間56.1kmを結ぶ鉄道路線。1994年12月に智頭急行の路線として開業した。普通列車のほか、JR線に直通して都市間を結ぶ特急『スーパーはくと』『スーパーいなば』も運行されている。

発表によると、内装がリニューアルされたのは普通列車で運用されているHOT3500形のHOT3521。スギやヒノキなど沿線の木材を使用して「温かみのある車内」にしたという。このほか、最新型の通信カラオケを導入。テーブルも使えるようにし、イベント運行などに対応した。

3月30日に大原駅(岡山県美作市)で出発式などが行われ、4月8日には一般向けの試乗会も行われる予定だ。試乗会の参加申込みは3月28日まで受け付ける。

《草町義和》

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