ボッシュ、オドメーターの不正操作防止技術を開発

自動車 ビジネス 企業動向
ボッシュのオドメーター不正操作防止のための技術
ボッシュのオドメーター不正操作防止のための技術 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュは3月中旬、自動車のオドメーターの不正操作防止のための技術を、TUV(ドイツの技術検査協会ラインラント)と共同開発していると発表した。

ドイツ国内だけで、オドメーターの不正による損害は60億ユーロにのぼると推測されている。不正行為撲滅アイデアの基本が、多数のコンピューターへのデジタルログブックの伝送。

これは、車両が定期的に、オドメーターの数値を、単一のコネクターから複数のコンピューターに送信するもの。車両のオーナーは、スマートフォンアプリで現在の走行距離を確認し、車載ディスプレイの表示と比較できる。

また、車を売却する際には、オーナーはオドメーターの表示が正しいことを裏付ける証明書の発行を受けることも可能。この証明書をインターネット上、たとえば、中古車販売店のオンラインプラットフォーム上で共有することもできる。

ボッシュは、「中古車の走行距離をごまかすという広く行われている慣行に、終止符を打つ」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. かつての『ハイラックスサーフ』、15年ぶりのモデルチェンジへ…トヨタが予告
  2. 今スズキの250ccスポーツが面白い!快適ツアラーな『GSX250R』に俊足エクスプレスの『ジクサーSF250 / 250』もPR
  3. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  4. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  5. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  6. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  7. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  8. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  9. マットブラックのカスタムハイエース、限定20台で発売決定
  10. BYDが高級ブランド デンツァ『D9』の先行受注を開始! 同じ右ハンドル市場の日本投入は?…バンコクモーターショー2024
ランキングをもっと見る