トヨタ車体は、火災事故の影響により、3月20日から稼働停止中のいなべ工場について、27日1直目より稼働を再開すると発表した。
トヨタ車体いなべ工場は、第2工場 塗装工程において3月20日に火災事故が発生。その影響により、同日2直目から車両生産ラインの稼働を停止。『アルファード』『ヴェルファイア』『ハイエース』などの生産に影響が出ていた。
トヨタ車体は、関係当局と火災事故の発生原因を究明していたが、塗装したボデーを乾燥させる炉の排気ダクト周辺の一部損傷箇所から熱風が漏れ、熱風に含まれる塗装成分が堆積、熱風で熱せられた結果、出火に至ったと推定。乾燥炉周辺の損傷・老朽箇所の有無の確認や堆積している塗装成分の定期的な清掃、断熱材の交換など、再発防止対策を図った上で、27日1直目より稼働を再開する。