東京メトロ、ベトナムに都市鉄道コンサルの現地法人 4月1日営業開始

鉄道 企業動向

東京地下鉄(東京メトロ)は3月27日、ベトナムの首都ハノイに現地法人「ベトナム東京メトロ」を設立すると発表した。資本金は425万米ドル。4月1日から営業を始める。

ハノイは経済成長に伴う道路交通量の急増で渋滞が慢性化しており、その解決策として都市鉄道の建設が進められている。

東京メトロは日本の国際協力機構(JICA)が行うハノイ都市鉄道運営組織の設立支援プロジェクトを受注。2013年2月にプロジェクトチームを設け、都市鉄道の運営会社「ハノイメトロカンパニー」の設立(2015年6月)を支援した。2016年1月にはハノイメトロと友好協力の覚書を締結し、都市鉄道の開業に向けて研修・視察の受入れを行ってきた。

東京メトロの今回の発表によると、ベトナム東京メトロはベトナムにおける都市鉄道コンサルティング業務を行う。現地法人の設立によって継続的な業務支援を行い、ベトナム全体の都市交通機能向上に貢献するとしている。

《草町義和》

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