【アウディ TT RS 新型】6年ぶりのフルモデルチェンジ…歴代最強の加速性能

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アウディ TT RSロードスター
アウディ TT RSロードスター 全 15 枚 拡大写真

アウディジャパンはコンパクトスポーツカー『TT RSクーペ/ロードスター』を6年ぶりにフルモデルチェンジ、3月28日より受注を開始、5月中旬より発売する。

TT RSクーペ/ロードスターは、『R8』や『RS6』など、アウディのハイエンドスポーツモデルを手がけるアウディスポーツが開発したTTシリーズのトップモデルだ。新開発のオールアルミ製2.5リットル直列5気筒直噴ターボエンジンは、先代モデル比で最高出力は60ps向上し400psを発揮、最大トルクは30Nm高められ480Nmを発生。7速Sトロニックとクワトロ4WDシステムを組み合わせることで、優れた高速安定性と操縦安定性を実現する。0-100km/h加速タイムは歴代TT最速となる3.7秒(ロードスターは3.9秒)を記録。また燃費は11.7km/リットル(JC08モード)を達成し、環境性能も高めている。

エクステリアでは、ハニカムメッシュのシングルフレームや専用フロントバンパー、固定式リヤスポイラーなどを装備。アウディの量産モデルとしては初めて、テールライトにOLED(有機発光ダイオード)をオプション設定した。またインテリアにはインスツルメントパネルに設置された12.3インチのTFTディスプレイに、スピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビをはじめとする様々な情報を表示できるアウディ バーチャル コックピットを標準装備する。

クワトロシステムは、コンパクトかつ軽量な電子油圧制御式の多板クラッチをプロペラシャフトの後部に配置することで、前後重量配分を最適化した。アウディドライブセレクトと協調制御することで、先代モデルよりも緻密な制御を実現。コーナリング時には狙い通りのラインをトレースするようトルク配分を調整し、ドリフト状態になった場合でもESC(エレクトロニックスタビライゼーションコントロール)が内輪のブレーキを調整する。シャシーには4リンク式リヤサスペンションを採用し、ダイナミックで正確なハンドリングを実現。舵角が大きくなるほどレシオが速くなるプログレッシブステアリングには、RS専用のスポーティなチューニングが施されている。また電子制御可変ダンパーであるアウディマグネティックライドを標準装備、アウディドライブセレクトを介して減衰特性を変化させることができる。

価格はTT RSクーペが962万円、ロードスターが978万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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