JR西日本、尾道駅の建替えで仮駅舎使用開始 5月16日から

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尾道駅の仮駅舎のイメージ。5月16日から使用を開始する。
尾道駅の仮駅舎のイメージ。5月16日から使用を開始する。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は3月28日、山陽本線尾道駅(広島県尾道市)の駅舎建替え工事に伴い、5月16日から仮駅舎の使用を始めると発表した。新駅舎は2018年夏の完成を目指す。

JR西日本は2016年7月、瀬戸内エリアの新しい拠点駅として尾道駅をリニューアルすると発表。「初代尾道駅舎の『瓦屋根』や『深い軒』といった『おもむき』を踏襲する」などとしたデザインコンセプトに基づき、現在の南口駅舎を建て替えることが計画された。

新駅舎の構造は鉄骨造の地上2階建て。1階コンコースは吹抜け構造とガラス屋根を採用し、開放的な空間を演出する。2階南側には眺望デッキを設置し、尾道水道を見渡せるようにする。改札口付近には、今年6月から運行が始まる豪華寝台列車(クルーズトレイン)『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』の専用出入口が設置される。

今回の発表によると、仮駅舎は現在の駅舎の東側に設置。改札口や切符売場、売店、コインロッカーなどを設ける。現在の駅舎の西側には尾道市の施設である自転車組立場が設けられているが、これも仮駅舎の近くに移す。

仮駅舎の使用開始後は、5月下旬から現駅舎の解体工事に着手。夏には新駅舎が着工し、2018年夏の完成を予定している。

《草町義和》

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