東洋ゴムは、国内市販用タイヤなどのメーカー出荷価格を改定し、5月1日より5.5~10%引き上げる発表した。
今回の値上げは、タイヤの主要原材料である天然ゴムや、合成ゴムなど石油化学系原材料の価格高騰が主な要因。国内市販用タイヤについては、同様の理由で国内各メーカーが値上げを発表。シェアトップのブリヂストンは6月1日から6~10%、同3位の横浜ゴムが4月1日より6~7%の値上げを実施。同2位の住友ゴムも5~10%程度の値上げを実施する方針であることが報じられている。
東洋ゴムの平均値上げ率は、建設車両用タイヤが10.0%、産業車両用タイヤ、トラック・バス用タイヤが8.0%、小型トラック用タイヤが6.0%、乗用車用およびバン用タイヤが5.5%、チューブ、フラップ、その他が8.0%。