米運輸省前長官、自動運転ベンチャー企業の重役に転身

自動車 テクノロジー ITS
米国の運輸省道路交通安全局(NHTSA)のマーク・ローズカインド前長官
米国の運輸省道路交通安全局(NHTSA)のマーク・ローズカインド前長官 全 1 枚 拡大写真

米国の運輸省道路交通安全局(NHTSA)の前の長官が、自動運転のベンチャー企業に、重役として迎え入れられたことが分かった。

これは4月4日、消費者監視団体の「Consumer Watchdog」が明らかにしたもの。「NHTSAのマーク・ローズカインド前長官が、Zooxの重役に就任した」と公表している。

Zooxは2013年、米国シリコンバレーに設立されたベンチャー企業。自動運転車および、そのテクノロジーの開発を手がけている。

Consumer Watchdogは、「公道で自動運転車の走行テストを行う企業は、NHTSAの定めた規則に従っている」と指摘。自動運転車の走行テストで事故が起きていることに鑑み、「市民の安全を誰が守るのか」と、今回のいわば「天下り」に警鐘を鳴らしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  3. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス、ベネチア国際映画祭の公式車両に…『ES』新型のEVがレッドカーペットに登場へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る