【F1 バーレーンGP】ベッテルが今季2勝目、ランキング首位に浮上

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2017F1バーレーンGP決勝
2017F1バーレーンGP決勝 全 12 枚 拡大写真

2017年のF1第3戦バーレーンGPの決勝が16日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が今季2勝目を飾った。

今年で14回目の開催となる中東バーレーンでの一戦。今季初となるナイトレースとして、レースが始まった。

序盤は初ポールポジションを獲得したバルテリ・ボッタス(メルセデス)がリード。2番手にベッテルが浮上し、早めにピットストップをしていく戦略でメルセデス陣営に仕掛けていく。

一方のメルセデス勢は、セーフティカー導入時に行った1回目のピットストップで思った以上に時間がかかってしまい、ベッテルにトップの座を明け渡すことに。後手の展開に回ることになったが、その中でもルイス・ハミルトン(メルセデス)がペースを上げてなんとか再逆転を狙う。

しかし1回目のピットストップ時に、ボッタスとタイヤ交換のタイミングが重なり、自身の待ち時間を減らすためにゆっくりピットに入ってきたことでペナルティをとられ、万事休す。最終的にベッテルが6.6秒の差をつけ今季2勝目、通算44勝目を記録した。これでドライバーズランキングでも合計68ポイントでトップに浮上。自身にとっては2013年以来となるチャンピオン獲得に向け、上々のシーズン序盤となった。

2位にはハミルトン、3位にはボッタスとメルセデス勢が続いたが、陣営としては3戦を終えて1勝2敗。昨年までとは打って変わり、やや劣勢の展開となっている。

マクラーレン・ホンダは最後までトラブルに苦しめられる週末に。バンドーンは油圧のトラブルでグリッドに並ぶことができず0周リタイア。フェルナンド・アロンソもトラブルで残りわずかというところでストップ。記録上は14位完走扱いだが、開幕戦から苦しいレースが続いている。

2017F1バーレーンGP決勝結果
1.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
4.キミ・ライコネン(フェラーリ)
5.ダニエル・リチャルド(レッドブル)
6.フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
7.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
8.ロマン・グロージャン(ハース)
9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
10.エステバン・オコン(フォース・インディア)


14.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
リタイア.ストフェル・バンドーン(マクラーレン)

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る