オートライトが点灯する1000ルクス、JAFが実走調査…2020年から搭載義務化

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JAFによる実走調査
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JAF(日本自動車連盟)は、薄暮時の交通事故防止に有効な「早期ヘッドライト点灯」をテーマとする特設サイト「JAF Safety Light」にて、2020年から搭載が義務化されるオートライト機能の点灯規準である1000ルクスの明るさについてまとめたページを公開した。

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国土交通省は昨秋、日没前後から夜間にかけて多発する死亡事故防止を目的として、ヘッドライトが自動点灯する「オートライト機能」の搭載を新型車に義務付けることを発表した。オートライトはドライバーの意思とは関係なく点灯されることが大きな特徴で、ドライバーの視認性が高まるとともに歩行者も車の存在に気付きやすくなる等、事故防止に寄与することが期待される。現状、メーカー・車種によって異なっている点灯タイミングは、新型車から「1000ルクス未満の明るさとなったときから2秒以内に点灯」で統一される。

今回公開したページでは、晴天時の日没約15分前の明るさとされる1000ルクスがどれほどの明るさなのか、ドライバーや歩行者からどのように見えるか等、明るさの見え方や状況による変化などを紹介。オートライト機能を装備していない車のドライバーにも1000ルクスの目安を提供し、早期ライト点灯が実行に移しやすいよう情報をまとめた。

《纐纈敏也@DAYS》

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