ヴァル研究所は4月17日、自分がデザインしたヘッドマークを指定の鉄道会社の列車に装着できる企画商品を販売すると発表した。まず5月8日から、水間鉄道(大阪府)とわたらせ渓谷鐵道(群馬・栃木県)の列車に装着するヘッドマークを販売する。
ヴァル研究所は乗換案内サービス・ソフトの定番「駅すぱあと」の開発・販売元。発表によると、購入者自身がヘッドマークをデザインし、列車に約10日間装着することができる。装着後は希望すればヘッドマークを受け取ることも可能だ。
発売額は水間鉄道が1万0800円、わたらせ渓谷鐵道が3万2400円。その後も湘南モノレール(神奈川県)・山形鉄道(山形県)・阿武隈急行(福島・宮城県)・会津鉄道(福島県)のヘッドマークを順次販売する。申込みはヴァル研究所の商品販売サイト「駅すぱモール」で受け付ける。
ヘッドマーク「装着権」の販売について、ヴァル研究所は「自分たちがデザインしたオリジナルのヘッドマークをつけた列車を見たり撮影したりするため、実際に各地域へ足を運んでいただき、さらに観光や食事などを楽しんでいただいたり、ファンになっていただいたりすることを狙っています」としている。これにより、利用者が減少している鉄道路線の利用促進を図るという。