先進運転支援システムを搭載した自動車の任意保険料の見直しを促進…国交省と経産省

自動車 テクノロジー 安全

国土交通省、経済産業省は、自動ブレーキなどの先進運転支援システムの普及に向けて、任意自動車保険の見直しを促進する。

任意自動車保険の保険料のうち、保険金の支払いに充当される「純保険料」は、損害保険料率算出機構が算出する参考純率を参考に設定されている。損害保険料率算出機構では、自動ブレーキ非搭載車と比べてリスクが低いことを踏まえ、2018年1月以降、自動ブレーキを搭載した自家用普通・小型・軽乗用車の参考純率を9%割り引くこととしており、損害保険各社は今後、自動ブレーキを搭載した車両の任意保険料を引き下げる見通し。

今後、自動ブレーキや車線維持システムなどの先進安全技術の普及が進む見通し。このため、これら技術を搭載した自動車について事故実績のデータが蓄積された場合、損害保険料率算出機構による参考純率の見直しに向けた検討が適切に行われるよう促していく方針。先進運転支援技術を搭載した車両の任意保険料引き下げによって、これら技術の普及を促進していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. キアがついに日本初上陸へ!EVバンの導入に「未来感あっていい」「街の景色が変わるかも」など期待の声
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. デザインを4割が評価、読者の感情:スズキ『クロスビー』改良新型…価格上昇に戸惑いも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る