11月に鈴鹿でデモレース実施の「マスターズ・ヒストリックF1」…将来的にはシリーズ戦開催も視野

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2016年の「鈴鹿 サウンド オブ エンジン」の模様。
2016年の「鈴鹿 サウンド オブ エンジン」の模様。 全 6 枚 拡大写真

23日、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは今年11月に同サーキットにてデモレース開催が決定している「FIAマスターズ・ヒストリックF1選手権」のオーガナイザー側との共同会見を実施。将来的にはシリーズ戦の開催も視野に入れたい意向等が語られている。

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「FIAマスターズ・ヒストリックF1選手権」は、3リッターエンジンを搭載した1966~85年のF1マシンを対象に、年式等によるクラス分けのもとで勝負が展開されるFIA冠のシリーズ戦。欧州が主舞台で、今季は全63台がエントリー、既に全8戦のシリーズが開幕している(北米にも同様のシリーズがある)。

モータースポーツに関するヒストリックイベントやヒストリックレースは近年、海外および日本で隆盛の機運が高く、鈴鹿でもヒストリックイベントの「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE」が定例開催され、好評を博している。そして今年11月の第3回開催ではFIAマスターズ・ヒストリックF1選手権のデモンストレーションレースが実施されることが、4月20日に発表済みとなっていた。

この日(23日)、「2017 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」(スーパーフォーミュラ開幕戦)開催中の鈴鹿サーキット内で開かれた会見には、同サーキットの塩津宏幸・総支配人とともに、FIAマスターズ・ヒストリックF1選手権のオーガナイザーであるMasters Historic Racing Ltd. のロン・メイドン(Ron Maydon)代表が出席した。

鈴鹿デモレースには10台の参加が予定されており、11月18日に1台ずつのタイムアタックを実施、19日にはローリングスタート方式でレースを行なう予定となっているが、参戦マシンについてメイドン氏は「鈴鹿という素晴らしいコースをハードに走れるマシンをセレクトします。ウイリアムズやマクラーレンが含まれるようにしたいとも考えています。詳細の発表は7月頃になるでしょう」との旨を語った。

また、塩津総支配人は記者団からの質問に答えるかたちで、「まずはデモレースを最初のステップとし、その結果を踏まえて次に進みたいと考えています」と、将来的なシリーズ戦化も視野に入れていく意向を語っている。

鈴鹿で“今のF1”(FIA F1世界選手権)が1987年に初開催されてからちょうど30年。“最初の現役時”には鈴鹿を走っていない世代(1966~85年)のマシンが、世界的な評価の高い鈴鹿のコースと今秋、時を超えた邂逅を果たし、新たな戦いを展開し始めることになる。メイドン氏によれば、「最近はマシンのオーナーが若いドライバーを起用する例も増えている」とのこと。新形態ともいえるモータースポーツの発展という意味でも、今後、大きな注目を集めそうだ。

「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017」は11月18~19日の開催(17日はテストデー)。前売チケットは9月17日から販売開始予定となっている。

《遠藤俊幸》

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