【上海モーターショー2017】自動運転での活用を想定したシートを体験…アディエント AI17

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アディエントが自動運転導入時のシートコンセプトとして試作したAI17
アディエントが自動運転導入時のシートコンセプトとして試作したAI17 全 10 枚 拡大写真

世界的な自動車シート・サプライヤーとして知られるアディエントはレベル3~4の自動運転での活用を想定した「AI(アディエント・イノベーション)17デモンストレータ」を開発。上海モーターショー2017の同社ブースにおいて、その体験デモンストレーションを開催した。

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自動運転車の車内インテリアは、ドライバーと同乗者が運転する以外にも多くの時間を費やす空間としてその内容がきわめて重要だ。アディエントによれば、自動車がコンピュータで運転する機能を備えれば、乗員はおのずとクルマのシートや車内スペースにこれまでにない多様性を求めるようになってくるという。

「AI17デモンストレータ」は、そうした自動運連車向けの車内における革新的ソリューションとして開発された。初公開は今年1月の北米自動車ショーだが、上海モーターショー2017では実際に乗車して体験できるようになっていた。

シートは見た目も使用感においてもハイエンドなユーザー向けを想定して開発。4席設けられたシートはフル電動化され、操作は車両側からの情報やスマートフォンを介した操作にスムーズに対応できるようになっていた。その操作感はまるで飛行機のファーストクラスに座ったかのようなゴージャスさだ。

前席に乗車する際は、オーナーが近づくと自動的ににシートが最大70度まで旋回し、簡単かつスムーズに乗り降りが可能となる。乗車して自動転モードに入ると、シートは内側に15度旋回して少し向き合うコンバースモードとなり、乗員は運転を気にすることなく車内で親密な対話環境を創り出せるというわけだ。

乗員に合わせた安全性や快適性、簡便性に最大限に配慮した「コンフォート・シェル」の採用も大きなポイントだ。各モードごとに乗員が設定したシート位置を記憶して乗員に最適化し、従来の範囲を超えた乗員へのサポートを実現。リクライニングの他、ヘッドレストや両側アームレスト、レッグレストなどもシンクロできる仕組みになっている。

後席は最大45度のリクライニングを可能とし、レッグレストはシート下部に収納可能。また、シート座面は上方へ跳ね上げることが可能で、荷物を収納する際に有効となる。ヘッドレストもユニークでなんと4方向へ動かすことが可能。電動・マニュアルの双方を備え、乗員にとって最適な心地よさを提供する。

アディエントは全世界33カ国230カ所で自動シートの製造と供給を行う世界的な自動車用シートメーカー。同社製シートは毎年2500万台以上の車両に取り付けられている。また、同社はレカロも傘下に収めており、中国市場での高級車用パフォーマンスシートの投入計画も発表している。

《会田肇》

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