ぷらっとホーム、IoT清掃車をきっかけに「地域IoTと情報力研究コンソーシアム」に参加

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「スマート藤沢プロジェクト」と題された清掃車IoT化。ぷらっとホームはこのプロジェクトにIoTゲートウェイを提供する形で参加しているという(画像はプレスリリースより)
「スマート藤沢プロジェクト」と題された清掃車IoT化。ぷらっとホームはこのプロジェクトにIoTゲートウェイを提供する形で参加しているという(画像はプレスリリースより) 全 1 枚 拡大写真

 ぷらっとホームは、慶應義塾大学SFC研究所が中心となって運営している「地域IoTと情報力研究コンソーシアム」に参加した事を発表した。

 同コンソーシアムは、センシング技術、ディープラーニングなどを活用&応用し、IoTによるスマートシティを構築することを目的にした共同事業体となる。経済産業省及びIoT推進ラボにより、「湘南地域IoT推進ラボ」として認定されていて、今後の湘南地域を中心とした行政や住民の課題解決を同コンソーシアムの活動を通じて実施していく予定だ。

 同社はかねてより、藤沢市が実証をすすめている清掃車IoT化に協力しており、環境センサーとサーバー間の通信を担うIoTゲートウェイ「OpenBlocks IoT Family」が採用されていた。今回の参加により、同コンソーシアムに参加している企業や自治体との連携を高めて、さまざまな地域課題の解決を目指していくとのこと。

 ちなみに清掃車IoT化は、慶應義塾大学SFCと神奈川県藤沢市による共同プロジェクトで、清掃車に気圧・温度・排気ガス・PM2.5・UV・加速度・温度・照度・GPSなどの様々なセンサーを取り付けることで、街の環境情報を取得し、蓄積していくことで、地域課題の可視化、解決に導くためのデータ取得を目指す取り組みとなる。

 現段階では、大気汚染などへの情報収集を目的に据えているが、今後は徘徊問題を抱える高齢者の見守り、道路やガードレールなどの老朽化の迅速な把握などへの活用も見据えているようで、ぷらっとホームがコンソーシアムに参加したことで、藤沢市では製品の性能向上などにも期待しているとのこと。

《防犯システム取材班/小菅篤@RBB TODAY》

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