NISMO、ロードカーの品揃え倍増…ミニバンやEVにも設定し今秋第一弾発表

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NISMOビジネスに関する説明会
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ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISNO、ニスモ)片桐隆夫社長は4月25日に横浜市にある本社で会見し、現在7車種あるNISNOブランドのロードカーを2020年代前半までに倍以上に拡充する計画を明らかにした。

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片桐社長は「NISNOブランドはモータースポーツに由来するDNAをお客様にお届けして、日産車の魅力を高め、日産のブランド力を高めるという使命を持っている。その使命を果たすために今以上に多くのお客様にブランドをお伝えして、より多くのクルマをお届けする必要があることから、NISNOブランドビジネスを拡大することになった」と説明。

その上で「『GT-R』等のスポーツモデル、あるいは『ノート』や『セントラ』といったセダンハッチ、バックといった今までNISNOが設定されているモデルに加えて、SUVやクロスオーバー、電気自動車あるいはピックアップトラック、ミニバンといった幅広いジャンルのクルマにNISNOブランド車を設定していく」と述べた。

さらに「車種を広げるだけでなく、車種の中でもいろいろなものが選べるような形にしたい」との考えも示した。具体的には「改造範囲に応じて3つのカテゴリー、グレードを設定する」というもので、まず中心グレードとなる『NISMO』は既存のNISMOロードカーと同様に「外観、内装の見た目に加えて、実際にボディ補強や足回りなどのチューニングを行いハンドリング性能が基準車とずいぶん違って向上している。かつ一部のクルマには動力性能のライトチューンも施す」という内容。

NISMO上に位置づけられる『NISNOハイパフォーマンス』は「一部の車種になるが、動力性能を格段に向上させた」グレードになる。一方、「NISNOロードカー用に設定した一部の内外装部品を装着するパッケージオプション」を『NISNOライン・オプション』として設定するという。

また片桐社長は「GT-Rを中心とする日産のパフォーマンスカーで古いクルマが相当あるが、どうしても部品の供給が問題になってくる。そこでNISNOが中心となり、日産のセールス部門とも連携し、手に入りにくい生産廃止部品の再生あるいは再生産し、今年の秋には具体的に販売開始をしたい」との方針も明らかにした。

このプロジェクトは『ヘリテージ・パーツ・プログラム』と名付けられ、「まず『R32型GT-R』よりスタートしたい。まずそれがうまくいけば他のクルマにも広げていきたいと考えている。これもNISNOブランドのビジネスを高めるために非常に重要な活動と思っており、進めていきたい」としている。

●オーテック・ブランド立ち上げ、ライダーやモード プレミアムを順次集約へ

片桐社長はNISNOに加えて、日産の特装車や福祉車両の製造などを手がけるオーテックジャパンの代表も兼務しているが、「国内でオーテックのブランドを立ち上げて、日産車のカスタムモデルとして製造している『ライダー』や『モード プレミアム』等を時間をかけて順次オーテック・ブランドに集約していくことにとりかかりたい」との考えも合わせて表明した。

片桐社長は「国内においてNISMOはレースのDNAを持つピュア・スポーツ、一方でオーテックについてはカロッツェリアを想起させるプレミアム・スポーツということで、ともにスポーツには変わりないがスポーツの方向性を差別化して、日本においては2枚看板にしていきたい」と、両ブランドの違いを解説。

その上で「NISMOに近い将来追加する車種、および新生オーテック・ブランドは今秋には具体的なクルマで披露したい」と予告した。

《小松哲也》

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