車線区分柵の技術開発を公募、長大橋とトンネル…NEXCO 3社が正面衝突事故に対策

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ワイヤーロープ
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NEXCO 3社は、高速道路の暫定二車線区間の長大橋およびトンネル区間における正面衝突事故防止対策として、「車線区分柵(仮称)」の技術開発の公募を4月25日より開始した。

現在、高速道路の暫定二車線区間では、大部分がラバーポールで上下線を区分する構造となっており、対向車線へのはみ出しによる正面衝突事故などが発生しており、さらなる安全対策が求められている。NEXCO各社では、飛び出し事故防止対策として、標準幅員が10.5mである土工および中小橋(橋長50m未満)区間ではワイヤロープの試行設置に取り組んでいるが、標準幅員が9.5mの長大橋(橋長50m以上)やトンネル区間でワイヤロープを適用するには設置および固定方法に課題があるため、公募により車線区分柵の技術開発を行う。

公募は7月24日までの3か月。応募技術の中から選定された技術は、関係機関と適宜連携をとり、実験等による性能の検証を10月より約1年間実施。効果や課題について評価し、効果が認められたものについては高速道路の暫定二車線区間に試行採用していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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