26日午前11時30分ごろ、北海道名寄市内の国道239号を走行していたワゴン車が対向車線側へ逸脱。対向車2台と接触した後、道路右側の路外に転落する事故が起きた。この事故でワゴン車の運転者が死亡している。
北海道警・名寄署によると、現場は名寄市東6条南5丁目付近で片側1車線の緩やかなカーブ。ワゴン車はカーブ進行中に対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきたトラックや乗用車と次々に接触した後、そのまま道路右側にある牧草地へ転落した。
接触や転落によってワゴン車は中破。運転していた64歳の男性は近くの病院へ収容されたが、外傷性ショックなどが原因でまもなく死亡。対向車2台の運転者にケガはなかった。
警察ではハンドル操作の誤りが事故につながった可能性があるとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。