【上海モーターショー2017】スズキ、中国市場向に押し出しを強めた SX4 Sクロス を発表

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スズキ(上海モーターショー2017)
スズキ(上海モーターショー2017) 全 8 枚 拡大写真

スズキは、4月19日に開催した上海モーターショー2017のプレスカンファレンスで、コンパクトクロスオーバー車『イグニス』と、Cセグメントクロスオーバー車『SX4 Sクロス(中国名:驍途)』を公開。イグニスは中国初投入、SX4 Sクロスはフロントグリル周りを大幅に変更したモデルを登場させた。

イグニスは、スズキの相良工場で生産したものを中国販売子会社スズキ中国で輸入販売する。SX4 Sクロスはフロントグリル周囲をより押し出し感のあるタテ格子のデザインに変更した中国専用モデルとし、中国の合弁企業である重慶長安鈴木汽車有限公司が生産・販売を行う。これら2モデルは、2017年中に中国国内に順次投入する計画だ。

イグニスには1.2リットルのデュアルジェットエンジンを搭載し、ボディサイズは全長3700×全幅1660mm×全高1595mmのコンパクトさ。都市部での扱いやすさと高いユーティリティ性能を併せ持つコンパクトクロスオーバー車として売り込む。スズキの中国主席代表である岩瀬大輔氏はプレスカンファレンスにおいて、「イグニスは軽快で機敏なハンドリングが欧州や日本で絶賛されてきており、中国のユーザーにもパーソナルな使い方にマッチすると信じている」と語った。

SX4 Sクロスは、パワーユニットに1.6リットル・ガソリン、1.4リットル・ブースタージェットの2タイプを用意し、4WDモデルは「ALLGRIP」による安定した走りを実現している。今回のSX4 Sクロスの新デザイン採用について現地スタッフは、「中国国内では見栄えが優先される傾向にあり、グローバルで展開しているSX4 Sクロスのデザインでは地味な印象を受けていた。SUVブームが進む中国で存在感がさらに高まるはず」と話す。なお、この最新モデルは6月頃にも日本で登場すると予想されている。

会場ではこの他、4輪車として『ジムニー』、『グランドビターラ』(日本名『エスクード2.4』)、『ビターラ『(日本名『エスクード』)、『アリビオ』、『スイフト』、『アルト』を加えた計8モデルを出展。二輪車や船外機なども出展していた。

《会田肇》

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