BYDの純利益29%減、エコカー補助金削減の影響 第1四半期決算

自動車 ビジネス 企業動向
BYD ダイナスティ(中国名:王朝  上海モーターショー2017)
BYD ダイナスティ(中国名:王朝 上海モーターショー2017) 全 3 枚 拡大写真
世界有数の電池メーカーで、自動車事業も手がける中国のBYDは4月28日、2017年第1四半期(1~3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は210億4613万元(約3410億円)。前年同期の202億8525万元に対して、3.7%増加した。

一方、第1四半期の純利益は、6億0579万元(約980億円)。前年同期の8億5070万元に対して、28.8%の大幅な減益となっている。

大幅な減益となった大きな要因が、新車販売の減速。自動車部門のBYDオート(比亜迪汽車)が、中国政府の補助金によって、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)の販売を伸ばしてきた。しかし、この補助金の削減で、新車販売が落ち込んだ。

BYDの2016年通期決算は、売上高が前年比29%増の1002億0770万元。純利益は50億5215万元で、前年同期に対して79%の大幅な増益を達成している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る