ボッシュ、税引き前利益は43億ユーロ…過去最大の先行投資の影響 2016年通期決算

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ボッシュの年次プレスカンファレンスで決算発表を行うフォルクマル・デナー会長
ボッシュの年次プレスカンファレンスで決算発表を行うフォルクマル・デナー会長 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュグループは5月4日、2016年通期(1~12月)の決算を発表した。

同社の発表によると、2016年通期の売上高は、731億ユーロ(約9兆0400億円)。前年比は3.6%増だった。為替調整後では、5.5%の成長率に相当する。

一方、2016年通期のEBIT(利払い・税引き前利益)は、43億ユーロ(約5320億円)にとどまった。売上高利益率は5.8%。ボッシュによると、2016年の業績には、会社の将来をより盤石なものにするための過去最大規模の先行投資が、少なからず影響しているという。

地域別では、欧州の売上高が、前年比3.4%増の386億ユーロを達成した。北米の売上高は、前年比2.2%減の123億ユーロ。アジア太平洋地域は、前年比8.3%増の208億ユーロと伸び、ボッシュ全体の売上高のおよそ30%を占める。

ボッシュ取締役会のフォルクマル・デナー会長は、「事業の順調な成長により、将来への投資が可能になった」と述べている。

《森脇稔》

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