関東鉄道(茨城県)は5月27日、常総線のキハ310形気動車のうち2両(キハ313・314)の乗車イベントを開催する。
キハ310形は、国鉄からキハ10系気動車のキハ16・17形を譲り受けて全面的に改造した車両。1977年から1979年にかけて8両が導入された。車体は新造されており、キハ10系の面影はほとんど残っていない。1996年には新型車両の導入に伴い2両(キハ311・312)が廃車。キハ313・314も新型車両の導入により、このほど定期列車での運用を終了した。
発表によると、乗車イベントは「乗り納め?! キハ314・313号満喫乗車会」と題して5月27日に開催。キハ313・314が最近走っていなかった水海道~下館間を含む、常総線取手~下館間の全線を走行する。途中駅での撮影会や、鉄道グッズ・鉄道用品の販売なども行われる。
先着順の事前応募制で、参加できるのは小学生以上。小学生は保護者同伴が必須になる。申込みは関東鉄道のウェブサイトで受け付けている。参加費は4000円。