BASF、営業利益は29%増…自動車向け需要が増加 第1四半期

自動車 ビジネス 企業動向

ドイツに本拠を置く化学メーカー大手、BASFは4月28日、2017年第1四半期(1~3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、第1四半期のグループ全体の売上高は、169億ユーロ(約2兆1000億円)。前年同期に対して、19%増と伸びる。為替のプラス効果と、2016年末に買収したシェメタル社が、増収に貢献した。

また、第1四半期の特別項目控除前の営業利益は、25億ユーロ(約3105億円)。前年同期に対して、29%の大幅な増益となっている。

機能性材料部門の売上高は、前年同期比18%増の52億ユーロ。これは主に、自動車産業からの需要が高まったことにより、販売量が大幅に増加したのが要因。

BASF取締役会のKurt Bock会長は、「2017年、BASFは良いスタートを切った。2016年を通じて見られた需要の増加傾向が、第1四半期にも継続した」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る