ボッシュの自動運転調査、中国人の74%が早期導入を期待

自動車 ビジネス 海外マーケット
ボッシュの自動運転テスト車両
ボッシュの自動運転テスト車両 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュは5月9日、自動運転に関して、6か国で実施した聞き取り調査の結果を公表した。

この調査は、中国、米国、ドイツなど、世界の自動車の主要市場6か国で行った。自動運転に対する消費者の考えを尋ねている。

自国での自動運転の早期導入を期待するとか、という問いに対して、最も前向きだったのは、中国。調査に参加した中国人の74%が、自動運転の早期導入を望むと回答した。ちなみに、この比率はドイツでは33%、米国では31%にとどまった。

ボッシュはその中国において、ジープ『チェロキー』をベースとするテスト車両を製作し、国内の高速道路で部分的な自動運転の路上テストを行う計画。テスト車両には、中距離レーダーセンサー5台、周辺検知用の多目的カメラ1台のほか、ESP、ブレーキコントロールシステム、電動パワーステアリングなど、多くのボッシュ製品が搭載される。

ボッシュのRolf Bulander,取締役は、「自動運転は世界中のボッシュで議論されている話題。中国はボッシュにとって、ドイツ、米国、日本に次いで4番目に自動運転の試験を行う拠点となる」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る