すべてのカテゴリーに新機種の可能性…英トライアンフ執行役員談

モーターサイクル 企業動向
トライアンフ東京にて開催されたグランドオープニングセレモニー。左からアジアパシフィック責任者 マルセロ・シルバ氏、代表取締役ニック・ブロアー氏、トライアンフ東京を運営するSonic Motors代表取締役 岩瀬利基氏、執行役員ポール・ストラウド氏、そしてトライアンフモーターサイクルズジャパンの野田一夫 代表取締役社長。
トライアンフ東京にて開催されたグランドオープニングセレモニー。左からアジアパシフィック責任者 マルセロ・シルバ氏、代表取締役ニック・ブロアー氏、トライアンフ東京を運営するSonic Motors代表取締役 岩瀬利基氏、執行役員ポール・ストラウド氏、そしてトライアンフモーターサイクルズジャパンの野田一夫 代表取締役社長。 全 10 枚 拡大写真

トライアンフモーターサイクルズ ジャパンが5月11日に開催した『トライアンフ東京』のグランドオープニングセレモニー。英国本社からポール・ストラウド執行役員が来日し、近年のビジネスの成功について言及した。

「まず申し上げたいのは、トライアンフはいまとても成功しているということです。バイク市場が世界的に低迷するなか、継続的に安定的に成長していることを嬉しく思っています」

「我々は驚くべきことに、昨年1年間に14もの新しいモデルを提供しました。これは圧倒的に多い数字であり、これが我々の成長の柱であります」

「この成功は、デザイン、技術レベル、エンジニアのキャパシティが飛躍的に向上したことだけではなく、ライダーの皆さまに素晴らしいものをお届けしようという熱意と自信によって達成されたものです」

「バイク業界、そしてお客様からも称賛をいただき、直近12ヶ月だけでも40もの賞をいただきました。アイコニックなブランドを正しい位置に持ち上げられたと考えていますし、より多くの国に、より多くのバイクをお届けするいま、ブランドの新しいヒストリーが始まっています。そして私個人の意見ですが、トライアンフの新しい黄金期の幕明けに立ち会っているのだと感じています」

「過去12ヶ月において日本は、驚くべきことに51%の伸長を見せています。我々はこの素晴らしい結果をもたらした日本の正規販売店とトライアンフジャパンに敬意を表したいです」

「この10年間で我々は1.6倍もの成長を果たしました。500cc以上の世界的なマーケットが40%も減少するなかでの達成ですから、素晴らしいものだと考えています」

「さらに今後も素晴らしいニューモデルが登場します。すべてのカテゴリーにおいて、我々の計画がびっしりと詰まっています」

記者の「排気量400cc以下のモデルの予定は?」の問いかけに対しては「すべてのカテゴリーにニューモデルの可能性があるということだけ言っておきます」との答えであった。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  2. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  3. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  4. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  7. MINIに新種『エースマン』登場、航続406kmのEV…北京モーターショー2024
  8. アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
  9. 「何にでもなれる自由な存在」グランドクロスオーバー、スズキ『GSX-S1000GX』の凄みとはPR
  10. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
ランキングをもっと見る