しなの鉄道は7月8日、観光列車『ろくもん』の登場3周年、JRグループの「信州デスティネーションキャンペーン」の一環として『信州DCワインバレー号』を運行する。
しなの鉄道の『ろくもん』は、2014年7月から運行を開始した、水戸岡鋭治氏デザインの観光列車。JR東日本から譲り受けた115系電車3両編成を基に、長野県産の木材を使った、ラウンジ風のぬくもりのある車内に改造した車両が使われている。
通常は、軽井沢~長野間で定期観光列車として運行されているが、今回運行される『信州DCワインバレー号』では、軽井沢から篠ノ井を経てJR東日本エリアの篠ノ井線に乗り入れ、塩尻まで運行される。『ろくもん』が塩尻まで入るのは初めてとなる。
時刻は、往路の軽井沢~塩尻コースが軽井沢11時20分頃発~塩尻14時30分頃着、復路の塩尻~軽井沢コースが塩尻15時30分頃発~軽井沢19時00頃着。
篠ノ井線内では、JR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」も停車する日本三大車窓のひとつ、姨捨駅にも立ち寄る。
各コースとも2・3号車に乗車する「信州DCワインプラン」(募集人員48人、旅行代金2万1600円)、1号車に乗車する「観光列車『ろくもん』オリジナルグッズ付プラン」(募集人為24人、旅行代金1万2800円)という2つのプランがある。
「観光列車『ろくもん』オリジナルグッズ付プラン」では、乗車証明書(信州の木と硬券タイプの2種類)や行先表示のレプリカが進呈される。
申込みは5月15日10時から、しなの鉄道営業課ろくもん予約センターで電話で受け付ける。