メルセデス、初のデジタル中核拠点を開設…コネクトカーや自動運転戦略の一環

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メルセデスベンツがポルトガルのリスボンに開業した同社初の「デジタルデリバリーハブ」
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ドイツのメルセデスベンツは5月9日、ポルトガルのリスボンに、同社初の「デジタルデリバリーハブ」を開業した。

デジタルデリバリーハブは、グローバルソフトウェアソリューションの新たな中核拠点として開設されたもの。ポルトガル政府が、デジタルデリバリーハブの開設を支援した。

メルセデスベンツは、「CASE」と呼ばれる新戦略を掲げる。CASEは、Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared&Services、Electric Driveの4つの頭文字に由来。デジタルデリバリーハブは、CASE戦略の一環に位置付けられる。

デジタルデリバリーハブの狙いは、高級自動車メーカーから、有力プロバイダーまたはプレミアムモビリティサービスへの移行を加速すること。 メルセデスベンツは、「ブランドの強みと経験を、若い人材の発明精神と組み合わせ、新しいデジタル製品やビジネスモデルにつながることを期待する」と述べている。

《森脇稔》

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