ヤマト運輸、「宅急便」料金の値上げを正式決定 10月1日から140~180円上乗せ

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ヤマト運輸は、10月1日から宅急便の基本運賃を値上げすると正式決定した。基本運賃の改定にあわせ、宅急便の新たな割引制度や新サービスを開始する。

物流業界は、取扱貨物量の増加とドライバー不足に直面している。同社では、労働力確保、社員の処遇改善、ラストワンマイルネットワーク強化を図るため、宅急便の基本運賃を値上げする。

宅急便基本運賃はサイズに応じて現行運賃(税抜き)に140円から180円を加算する。関東エリア=関西エリア間の60サイズは940円となる。

また、サービス規格も見直す。「スキー宅急便」(オールインワン型)は現行140サイズから、160サイズに改定する。ゴルフ宅急便は現行の120サイズから140サイズに改定する。スーツケースの取り扱いは実サイズを査定し、現行の上限サイズを120サイズから160サイズに改定する。

新たな割引制度として、店頭端末「ネコピット」で発行したデジタル送り状利用で荷物1個につき50円を割引する「デジタル割」、届け先を自宅でなく直営店(宅急便センター)への直送を指定した場合、通常の宅急便運賃より荷物1個につき50円お得なサービス「宅急便センター直送サービス」を設定する。クロネコメンバーズを対象とした直営店持込み割引も導入する。

《レスポンス編集部》

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