【BMW 5シリーズ 試乗】3シリーズ じゃ物足りないのよ、と言いたくなる気持ち良さ…岩貞るみこ

試乗記 輸入車
BMW 523dラグジュアリー
BMW 523dラグジュアリー 全 6 枚 拡大写真

BMWはもともと、『3シリーズ』があまりにもよくできている。品質も、サイズも。世界的な市場からみて、販売台数がそれほど多くないはずの日本だというのに、しっかりと日本の使い勝手を研究して、ちょいちょい細かな調整すらしてくれるのも、ファンを増やしている理由だ。

【画像全6枚】

そんななかにあって、ひとまわり大きな『5シリーズ』を、日本の駐車場事情のなかでどうとらえるかは微妙なところだろう。

けれど、乗ったとたんに、ああ広い…と、じんわりと口元に浮かぶ余裕の笑みと優越感。やっぱり3シリーズじゃ物足りないのよと、いったいどの口が言うのだと突っ込まれそうだが、言いたくてうずうずする。女性視点で言わせてもらうと、『7シリーズ』までいくとおっさん臭くてお断りだが、5シリーズのゆとりは、十分に謳歌したい。

しかも、ディーゼルのトルク感。横に広いこの空間を、簡単に目的の速度域まで運んでくれる。信号待ちからのダッシュ、料金所からの加速。アクセルペダルを踏み込むたびに、いまや心地よいとさえ感じはじめたディーゼルエンジンの音とともに、満足感に包まれる。

広さとしなやかな足と、たのもしいエンジン。この組み合わせ、バランスのよさがなんともいえず気持ちいい。駆け抜ける喜びは、BMWのキャッチコピーだが、コーナリングをしない直線番長的な使い方であっても、上品の域を超えない加速っぷりは、駆け抜ける喜びなのである。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家
イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に取材するほか、最近は ノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。レスポンスでは、アラフィー女性ユーザー視点でのインプレを執筆。

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI」「ハチ公物語」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。2024年6月に最新刊「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」を上梓(すべて講談社)。

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