ZF、自動運転シティコミューターの合弁事業を立ち上げ

自動車 ニューモデル モビリティ
e.GO Mobile社の自動運転プロトタイプ車
e.GO Mobile社の自動運転プロトタイプ車 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFは5月18日、e.GO Mobile社と提携し、自動運転シティコミューターの合弁事業「e.GO Moove」を立ち上げた、と発表した。

e.GO Mobile社は、ドイツ・アーヘンに本拠を置くベンチャー企業。人や荷物を運ぶ自動運転システムを手がけている。同社はアーヘン工科大学で、最初のプロトタイプ車を発表したばかり。

e.GO Mooveでは、人と荷物が載せられる小型の自動運転シティコミューターを開発、生産、販売する計画。ZFは自動運転用の電動パワートレイン、車台およびシステムコンポーネントを供給する。

さらにZFは、この合弁事業にADAS(先進運転支援システム)、シャーシ、センサーの融合技術を提供する予定。このプロジェクトには、NVIDIA(エヌビディア)も参画しており、自動運転機能の開発とテストを共同で進めている。

ZFのシュテファン・ゾンマーCEOは、「自動運転で、コネクティビティと柔軟性に優れたeシャトルは、安全で快適、効率的で環境に優しい輸送手段として、将来都市部と首都圏で重要な役割を果たすだろう」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る