オランダの次世代電動アシスト自転車が日本上陸…東京仕様にチューンナップ

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バンムーフのティーズ・カーリエ
バンムーフのティーズ・カーリエ 全 21 枚 拡大写真

オランダのアムステルダムを拠点とする新興自転車ブランド「バンムーフ」が日本に本格上陸。5月18日に都内で記者会見を行い、東京仕様にチューンナップした次世代スマートバイク+電動アシスト付き最新モデル「エレクトリファイドX」を発表した。

バンムーフは2009年にオランダで設立された独創的な自転車ブランド。自転車にテクノロジーを導入し、「都市」で乗ることに注力する。2016年に発売した電動アシスト付きスマートバイク「エレクトリファイドS」は世界各国から注目を集めた。

これまで日本ではスタンダードなバンムーフのみ輸入販売されていて、一部の熱狂的ファンが愛用するハイエンド自転車として認知されていた。今回はオランダ生まれの電動アシスト付き次世代スマートバイクが日本初上陸を果たしたということになる。

2016年6月のアムステルダム出張時にバンムーフ本社で「エレクトリファイドS」は試乗していたが、東京仕様に改造された「エレクトリファイドX」を都内で試乗した。

エレクトリファイドXを試乗
フラットバーに装備されているブーストボタンを押すと、ターボチャージャーのように加速する。日本の道路交通法をクリアするためにペダルをこがないとモーターが駆動しない。そして最高時速は24kmに制限されている。そういった基準を逸脱してしまうと電動自転車となり、運転免許証やヘルメット着用などの制限が生じてくるのだ。

都会で暮らす人々を悩ます要素。たとえば交通渋滞、巧妙な自転車泥棒、そして向かい風などを解決するモデル。電車を使わずに通勤するのが楽しくなるような取り回しのよさ、乗りやすさ。小柄な日本人だからとただコンパクトにしただけではない各部の寸法など。

「スマートテクノロジー搭載で日々の移動をもっと快適に、もっと楽しく。次世代スマートバイクであなたの自転車ライフが生まれ変わる」というのがバンムーフが掲げるコンセプト。オランダ大使館も全面的に支援し、自転車大国のプロダクト到来を歓迎する。

価格は37万円。5月23日から始まる先行プレオーダーは特別価格27万円(以上すべて税込み)。

オランダの次世代スマートバイクが日本上陸…東京仕様にチューンナップ

《山口和幸@CycleStyle》

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