阪和線の東岸和田駅付近が全面高架化…営業距離も一部変更 10月22日

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阪和線の東岸和田駅付近は10月の上り線切替で高架化が全面的に完成する。写真は下り線の高架化を直前に控えた頃の東岸和田駅(2015年1月)。
阪和線の東岸和田駅付近は10月の上り線切替で高架化が全面的に完成する。写真は下り線の高架化を直前に控えた頃の東岸和田駅(2015年1月)。 全 3 枚 拡大写真

JR西日本の近畿統括本部は5月22日、阪和線の東岸和田駅(大阪府岸和田市)付近で行っている高架化事業について、10月22日に上り高架線の使用を始めると発表した。これにより同駅付近の高架化が全面的に完了する。

東岸和田駅付近の高架化事業は、岸和田市内の下松町から土生町までの約2.1kmのうち、東岸和田駅を含む約1.0kmを高架化する都市計画事業。これにより7カ所の踏切が解消される。2012年10月までに仮線への切替が完了し、2013年1月から高架化工事が本格化した。下り線は2015年2月に高架化済みだ。

発表によると、上り線を現在の地上線から高架線に切り替える工事を10月21日夜から22日早朝にかけて実施。東岸和田駅の上り線ホームも高架に切り替わる。これに伴い、切替工事が行われる間は列車の運休や時刻の変更が行われる。2018年度末には駅前広場や駐輪場などの整備も完了する予定だ。

東岸和田駅は高架化に伴い現在位置から若干ずれるため、隣接する駅からの営業距離も変わる。現在は下松~東岸和田間と東岸和田~東貝塚間が各1.5km。10月22日からは下松~東岸和田間が0.1km短い1.4kmに、逆に東岸和田~東貝塚間は0.1km長い1.6kmに変更される。

《草町義和》

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