FCAジャパンは5月26日、コンパクトカーのフィアット『パンダ』に関するリコール(回収・無償修理)を、国土交通省に届け出た。
今回のリコールは、サイドエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合によるもの。インフレータの製造管理が不適切なため、点火剤が設計通り調合されていないものがある。
そのため、衝突時にサイドエアバックが展開せず、最悪の場合、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。
リコールの対象となるのは、2016年11月24日から2017年1月19日までに輸入された車両。合計17台が、リコールに該当する。