普通列車限定、各列車6台まで…伊豆急のサイクルトレインが6月1日から本格スタート

鉄道 企業動向
4~5月の実証実験に続いて6月から本格的に開始された伊豆急行のサイクルトレイン。
4~5月の実証実験に続いて6月から本格的に開始された伊豆急行のサイクルトレイン。 全 1 枚 拡大写真

伊東(静岡県伊東市)と伊豆急下田(静岡県下田市)を結ぶ伊豆急行は、6月1日からサイクルトレインを本格的に開始した。同鉄道では4月1日から5月31日までサイクルトレインの実証実験を行なっていた。

南伊東~伊豆急下田間の各駅(無人駅の伊豆大川駅・伊豆北川駅・稲梓駅を除く)から自転車を持ち込んで乗車できるもの。通常の運賃だけで持ち込むことができる。

1・3号車に最大各3台ずつまで持ち込むことができ、1人あたりの持込み台数は1台。持込み場所は、1号車が乗務員室付近と最も伊豆急下田寄りのドア付近、3号車が乗務員室付近と最も熱海寄りのドア付近。

サイクルトレインとなる列車は次のとおりで、いずれも8000系で運行される普通列車となる。

下り南伊東発=8時21分・9時02分(伊豆高原行き)・9時32分・10時05分・11時00分・12時10分・13時38分・14時13分・15時04分・15時35分・16時05分(赤文字は片瀬白田駅からの持込みができない列車)。

上り伊豆急下田発=9時33分・10時42分・11時32分・12時22分・13時51分・15時28分・16時15分(赤文字は実証実験では設定されなかった列車)

上り伊豆高原発=13時55分・15時46分。

なお、南伊東以遠(熱海方面)を通しで乗車する場合、自転車は輪行バックに入れての持込みとなるが、持込み区間に入っても車内での自転車の解体・組立はできない。また、混雑が予想される列車では持ち込めないことがある。車内では自転車による移動はできない。

自転車の固定器具が設置されていないため、伊豆急行では「しっかりと支えてご乗車下さい」とアナウンスしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る