レッドブル・エアレース第2戦は日本人パイロット室屋義秀選手の優勝で終わった。そして続く第3戦千葉大会が、4日に決勝レースを開催する。果たして、ニッポンの空を制する最速の選手はいったい誰か?
レースを前に室屋選手のプロフィールを紹介しよう。No.31「チーム ファルケン」は、アジア人初のマスタークラスパイロットとして、世界を舞台に戦い続ける「現代のサムライ」こと室屋義秀選手がパイロット。
いまや日本のエアレース人気を牽引する立役者だが、エアロバティックをはじめた当初は資金が枯渇、練習する燃料代も捻出できないほど追い込まれたこともあったという。
2009年にレッドブル・エアレースデビュー。ターンの美しさはマスタークラスパイロット随一で、スピード感覚を活かしたフライトテクニックにファンを魅了している。
2016シーズンは今年と同じ第3戦千葉大会で日本人初優勝。そして2017シーズン第2戦サンディエゴでは2位以下を圧倒するスピードで2勝目を獲得。続く第3戦千葉大会では母国2連覇に期待がかかっている。
PROFILE
●名前:室屋義秀
●チーム:Team Falken(チーム・ファルケン)
●生年月日:1973年1月27日
●飛行機:Edge 540 V3