GSユアサ、トルコ合弁会社へ増資…生産能力増強で拡販戦略推進

自動車 ビジネス 海外マーケット
IGYA社
IGYA社 全 1 枚 拡大写真

GSユアサは、トルコの持分法適用関連会社IGYA社に対して、現地パートナーInci Holding Anonim Sirketi社とともに、1億トルコリラ(約30億円)の増資を4月28日に行ったと発表した。

増資の主な目的は、2018年末頃稼働予定の新工場建設。新工場では、今後、急激な需要の増加が見込まれるアイドリングストップ車に適した、同社最新技術を導入した電池を生産する。また、5年後を目標に、自動車用鉛蓄電池の生産能力を現在の年間400万個体制から600万個体制に増強する。

GSユアサは、2015年10月の資本参加以降、IGYA社において同社の技術を投入した自動車用鉛蓄電池の製品化に順次取り組んでおり、2016年にはGSユアサブランド製品の生産を開始した。また、トルコ周辺国への自動車用鉛蓄電池の販売力を強化するため、UAE(ドバイ)、ウクライナ(キエフ)、エジプト(カイロ)に駐在員事務所を順次開設。これらの活動を通じ、未開拓地域の中近東・アフリカ・CIS(独立国家共同体)・欧州地域へのさらなる拡販戦略を促進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る