デルファイ、仏モビリティ企業と提携…完全自動運転車を共同開発へ

自動車 テクノロジー ITS
デルファイの自動運転車(アウディQ5)
デルファイの自動運転車(アウディQ5) 全 3 枚 拡大写真

米国に本拠を置く自動車部品大手、デルファイは6月7日、フランスのTransdevと提携し、自動運転車を共同開発すると発表した。

Transdevは、フランスに本拠を置くモビリティサービスの世界的大手プロバイダー。主に、公共交通機関を支援しており、19カ国に8万3000人の従業員を擁し、4万3000台の車両を保有している。

今回のデルファイとTransdevとのパートナーシップでは、両社がAMoD(アプリケーション・モダナイゼーション・サービス)システムの知識を共有。完全自動運転車や世界的に機能するクラウドインフラストラクチャーなどを共同開発していく。

これを実現するために、デルファイは車両制御ソフトウェアの「Ottomatika」を、Transdevのモビリティサービス車両に組み込む。

デルファイのGlen De Vos上級副社長兼チーフテクノロジーオフィサーは、「このコラボレーションにより、すべての顧客とパートナーに、手頃な価格で信頼性の高いスケーラブルな自動運転車とモビリティオンデマンドプラットフォームを提供できるようになるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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