デルファイ、仏モビリティ企業と提携…完全自動運転車を共同開発へ

自動車 テクノロジー ITS
デルファイの自動運転車(アウディQ5)
デルファイの自動運転車(アウディQ5) 全 3 枚 拡大写真

米国に本拠を置く自動車部品大手、デルファイは6月7日、フランスのTransdevと提携し、自動運転車を共同開発すると発表した。

Transdevは、フランスに本拠を置くモビリティサービスの世界的大手プロバイダー。主に、公共交通機関を支援しており、19カ国に8万3000人の従業員を擁し、4万3000台の車両を保有している。

今回のデルファイとTransdevとのパートナーシップでは、両社がAMoD(アプリケーション・モダナイゼーション・サービス)システムの知識を共有。完全自動運転車や世界的に機能するクラウドインフラストラクチャーなどを共同開発していく。

これを実現するために、デルファイは車両制御ソフトウェアの「Ottomatika」を、Transdevのモビリティサービス車両に組み込む。

デルファイのGlen De Vos上級副社長兼チーフテクノロジーオフィサーは、「このコラボレーションにより、すべての顧客とパートナーに、手頃な価格で信頼性の高いスケーラブルな自動運転車とモビリティオンデマンドプラットフォームを提供できるようになるだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
  5. 高級車専用の屋内駐車場「コーンズ・リザーブ」、大阪南港に10月オープン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る