新幹線とフェリーを片道ずつ利用…JR北海道が青函間の割安往復商品を発売

鉄道 企業動向
「超得日帰り青森の旅」では往路または復路のいずれかで北海道新幹線を利用可能。
「超得日帰り青森の旅」では往路または復路のいずれかで北海道新幹線を利用可能。 全 2 枚 拡大写真

JR北海道函館支社は、6月9日から青函間を往復する「北海道新幹線×津軽海峡フェリー 超得日帰り青森の旅」を販売している。

通常、函館~青森間を北海道新幹線で往復すると、特定特急券利用で1万4340円となるが、この旅行商品は、往路または復路のいずれかでフェリーを利用することで割安感を出し、北海道新幹線のさらなる利用促進を図るのが狙い。

片道新幹線、片道フェリーの場合、通常の運賃・料金は9940円(津軽海峡フェリーの運賃は6月1日~7月14日、8月21日~9月30日のB期間に適用される「スタンダード」クラス)となるが、「超得日帰り青森の旅」の発売額は大人8600円・子供5000円で、大人で1340円割安となる。北海道新幹線開業前に発売されていた「青森・弘前フリーきっぷ」とほぼ同水準の額となっている。

また、「超得日帰り青森の旅」では、オプションとして、旧青函連絡船青森桟橋に展示されている「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」などを巡ることができる「青森ベイエリア周遊券」(大人1300円・高校生900円・中学生700円・小学生500円)を利用することができる。

このほか、ランチとして、どんぶりご飯に好みの刺身や惣菜を乗せて食べる、青森魚菜センター(JR青森駅から徒歩5分)の「のっけ丼」も付く。

利用期間は6月12日から9月30日までで、盆期間の8月10~16日は利用できない。

申込みは、JR北海道の各駅(新幹線の駅を除く)とツインクルプラザ(旅行センター)まで。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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